言葉・もて・遊ぶ blog

言葉は奔放・・・うまく遊べているかしら (旧:Kororonの徒然日記)

感謝したい人々

今週のお題「感謝したいこと」

 

アカデミー賞などで、その映画が賞を受賞した時、関係者はそのスピーチで、いろいろな人の名前を挙げて感謝する、という場面をよく見かける、それは、受賞映画の共演者であったり、監督であったり、家族であったり‥‥受賞者をサポートしてくれたと思われるような人々についてコメントするのである、今週のお題「感謝をしたいこと」で筆者が述べようとすることも、’事‘ というよりは ’人‘ であり、今まで様々な機会で、大なり小なりサポートしてくれた人々を思い出すとき、それらの人々に感謝したいと思うのである。

 

そして、その筆頭に来るのは、やはり、今は亡き父と母であり、二人が亡くなってすでに何年もの歳月が流れるのであるが、何年たっても走馬灯のように思い出は流れ、両親に感謝しすぎてもしすぎることはないと感じる。本来ならば、感謝は親が生きているうちに、親に感謝し、感謝の言葉を述べるべきであり、親孝行すべきことではあるのだが、世間でよく言うように “孝行したいときに親はなし” 、まさにその通りで、筆者も両親が健在の時には、両親のサポートに甘えきっており、やりたいことをやって、我儘を言って、ひたすら、自分の生活に没頭していた感があり、’親の心子知らず‘ 、その通りだったな、と思わずにはいられない。

 

晩年の母は太極拳に夢中で、叔母と二人で太極拳の教室によく通っていた、時々、教室が催す文化祭のようなもので太極拳の発表会があり、同じ太極拳の友人にビデオに撮ってもらっていたりした、なので、ビデオで母が太極拳をしている姿を見たことがある、その文化祭には家族も見学に行ってよかったらしい、母は観に来てくれと一度も言ったことがなかったが、今思えば、一度くらい見に行けばよかったと後悔される、母が亡くなった後遺品の整理をしていると、太極拳で着た衣装であるとか、履いていたシューズなどを、タンスの中に見つけ、こんなにいろいろと衣装をそろえていたのかと、思ったことがある。

 

父は庭いじりが好きで、さまざまな花を育てていた、中でもよく覚えているのは月下美人という花で、夜になると花が開く、という珍しい花だ、大きな鉢植えに月下美人がいくつも花開いているのを何度も見たことがある、その時の父は実にうれしそうに、花開いた月下美人を子供たちに見せるのであった、月下美人と一緒に写真に写る父の顔は、どこか得意げでもある。父が亡くなった後の月下美人の運命はどうなったのか、聞くも無残でひどい!と思うかもしれないのだが、月下美人の手入れの仕方の知識もない娘たちの手におえるはずもなく、むざむざと枯れていくのをただ見ているしかなかった、我ながらひどい話だと思う、天国のお父さん、ごめんなさい。

 

全く、親不孝娘であった、両親が亡くなった後にもある知人からもそういわれたことがある、冗談めかしでだったが。二人とも優しかったのだと思う、やりたいことをやらせてくれて幸せであった、そんな両親に、遅きに逸した感もありすぎるほどあるが、感謝の気持ちを改めて伝えられればと思う。

ということで、今回は、サポートしくれた人々の中でも、まずは両親に心より感謝をしたいと思う。

 

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