言葉・もて・遊ぶ blog

言葉は奔放・・・うまく遊べているかしら (旧:Kororonの徒然日記)

「大人」考

今週のお題「大人になったなと感じるとき」

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まずは、“大人” という言葉について、若干の考察を行いたい。人が ”大人になったね“ と、言ったり、言われたりするとき、だれに向かって言ったり、だれから言われたりするのか、もちろん、全く初対面の人に向かっていうセリフではなく、”大人になったね“ というこのセリフは、相手に言う場合は、その相手が小さな子供時を知っていなければならず、また、このセリフを言う相手が多少子供っぽい言動や行動をとっていたことを知っていなければならず、全く見ず知らずの人にむかってこの言葉を使うときには、その人に向かってこの言葉を使う以前か、直前に、その人が何か子供じみたことをした、という事実を知っていないと口にできない。要するに、このセリフを言ったり、言われる時には、言う相手のこと、人柄、行った行動など、何かしら相手についての知識がないと、言葉にすることはできない。

 

言われる場合も、その逆ではあるが、ある程度、自分を知っている人からではないと、聞くことのできないセリフと考える、見ず知らずの人から言われたりしたら、“なんなの?” とか、”気味悪い!“ とか、わけがわからないだろう。また、自分で自分のことを、”大人になったなア“ と感じる場合にもまた、自分自身が、身体的にもメンタルにおいても、以前は子供だったなあ、と感じる意識がなければ、このセリフは口をついて出てこない。

 

屁理屈のようなことを、書いてきたが、要するに ”大人になった“ と相手に言うときも、相手から言われる時も、自分で感じるときも、このセリフは言うべき対象をよく知っている、又は、ある程度知っていないといえないセリフである、ということを押さえておきたかった。

 

そう考えると、例えば、成人式などに、親から、祖父母から、親戚のおじさんおばさんから、二十歳の若者は、このセリフを聞くことだろう、また、選挙権を得て、初めて投票所に行って、投票用紙に候補者の名前を書いて、投票をしたときなど、自分自身に、このセリフを言って聞かせることもあるかもしれない。さらに、卒業式、入社式、結婚式、などなど、人生における様々な節目に、様々な人からこのセリフを言われたり、言ったり、自分で感じたりする機会を持つことになる。

 

つい先日も成人式だった、ニュースで見たが、成人式の会場で、酒の入った一升瓶をラッパ飲みにして、ぐでんぐでんに酔っぱらい、警察の厄介になっている二十歳の成人を観た、ニュースを観ながら、早く ”大人になってね“ とテレビの画面に向かって思ったものだ。

子供がわるさしたとき、たまたま虫の居所が悪くて、感情的に、大声で、がみがみと怒鳴り散らして怒ったことはないだろうか、後で冷静になってみると、大人げない怒り方をした、もっと冷静に言うべきだった、とか、もっと大人のしかり方もあったなあ、とか、一人反省したことは、ありませんか?

以前、TVの番組で ”初めてのお使い“ というのがあった、小さい子供に何か用事を頼んで、子供が一人で親の助けなしに、お使いを完了するまでを見せる、という番組であった、小さい子供に限らず、自立して、一人で何かを成し遂げた時など、割と年齢を重ねた人でも、”大人になった“ とか ”やっと、大人になれたね“ なんて、言われたり、又は、一人感慨にふけったり、するのではないだろうか。

 

振り返って、筆者も自分のことを思ってみるならば、アルコールを多少、飲みすぎることもあり、感情的に腹を立ててしまうこともなくはなし、人に頼りすぎるほど、頼った生活をしているかも‥‥ということで、いまだに、”大人になった“ というセリフを実感して思うことはできないという、しょうがないわね、と怒られそう…!

 

 

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