詩 ポエム 言葉遊び 白の世界
純白の絨毯が広がる
絨毯なのにひんやりとした肌触り
そっと足を下ろしてみる
次から次へと
絨毯に足跡つけて
怒られまいかと
始まりは小さな手の中だった
両手ですっぽり収まっていたのに
どんどん どんどん 洋服着せられ
こんなに着ぶくれしたものか
手を広げても抱えることができない
真白な晴れ着を着せられて
真っ白なボールが砕ける
私に 僕に あの子に 当たって
合戦なのにこだまする笑い
終わってみれば雪だらけ
純白の絨毯は踏み荒らされても
幸せに広がる白い笑顔
首に巻いたマフラーが
風にたなびく
冷たい風を顔に受けて
こんなおてんばもできるのですよ
絨毯はすこしの傾斜をみせながら
笑いのボリュームをさらに上げた
沈黙の支配する闇の中で
しんしん しんしん 降り積もる
楽しかった時を跡形もなく消し去って
夜が明けたなら
再び広がる純銀の世界
果てもなく
☆つぶやいています Twitter Little My 💟Movie Blogger＠kanbekun
☆Kororon映画について語るBlog あります。
こちら → https://chocolatesweetsfever.hatenablog.com/
☆こちらは、チョコレート・エッセイ 主に、スイーツに絡んだ詩とエッセイです。
https://korokororon.hatenadiary.com/
☆こちらに書評もあります。 本が好き！
