言葉・もて・遊ぶ blog

言葉は奔放・・・うまく遊べているかしら (旧:Kororonの徒然日記)

立春が来て思う

今週のお題「鬼」

 

デコレコーポレーション コンコンブル concombre 節分まんじゅう Φ40×h15mm ZFK-79307

 

 

”鬼“ と聞いてすぐに思い出すのは、やはり、昔ながらの日本のおとぎ話、桃太郎の鬼退治の話だ、桃から生まれて、鬼退治に行く、腰につけたきび団子で、犬、サル、雉を家来にして、鬼ヶ島に乗り込む話、が、いつも桃太郎の話を聞いても思うことは、なんか、迫力に欠けるというか、鬼退治に行く鬼気迫ったものがないというか、まず、家来になるのが犬、サル、雉というのが、どうも、あまり強そうに感じない。”鬼“ を退治に行くのである、家来にするなら、犬よりはオオカミ、サルよりは熊、雉よりは、鷹か鷲のほうが、心強よそうな気がする。

 

いや、いや、オオカミ、熊、鷹や鷲だったら、きび団子ごときで一緒に鬼退治には付き合ってくれまい、もっと、エネルギーがでそうな、肉、なら欲しがるかもしれない。そうすると、鬼ヶ島の ”鬼“ っていうのも、そう強い鬼ではなかったかもしれない、もしかしたら、真剣な鬼退治なんかではなくって、気のいい、遊び仲間の鬼と戦争ごっこでもしていたのかな、赤組 ”鬼“、白組 ”桃太郎とその家来“ といった具合に、なんだ、子供の遊びか。

 

外国の鬼はもっと怖そうだ、スティーブン・キングという作家がいた、ホラー小説を得意とする作家で、彼の作品に「イット(It)」というのがあった、鬼ごっこの鬼のことをかの国では “It” という、この小説は読んでいないが、映画化された、残念ながら映画も観ていないが、その予告編を見る限り、実に怖そうな、恐ろしそうな内容であった、原作の小説も読者を震え上がらせるような内容なのだろう。

 

IT(1) (文春文庫)

 

 

いや、いや、日本の鬼だって怖いぞ、メガ大ヒットしたアニメ映画「鬼滅の刃」、筆者もこの映画は観たが、この映画に登場する鬼は人間を食う、沢山人間を食えば食うほど、鬼の力が強くなるという設定だった、アニメ「鬼滅の刃」にでてくる鬼たちは形相もスゴイ、使える妖術も半端でなく強い、鬼狩りの鬼殺隊の戦士達でも、鬼にかなわないことがある、桃太郎では太刀打ちできまい。

 

が、アニメ「鬼滅の刃」にでてくる、鬼のTop, 鬼の親分は、人間の姿を借りて登場する、スーツに身を包んでいたりして、実にスマート、外見を見る限りでは、恐ろしい鬼とはわからない、といういでたち、「コンスタンチン」というアメリカ映画がある、モダン悪魔祓い、とでも言った内容の映画なのだが、その中に悪魔が出てくる、まあ、西洋版 ”鬼“ とでもいうか、そんな悪魔が出てくるのだが、子分の悪魔たちは恐ろしい姿かたちをしているのだが、親分の悪魔は、なんと、こちらもスーツに身をかためた男性として登場する、こちらも外見、姿かたちから恐ろしい悪魔は想像できない。

 

鬼滅の刃 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

”鬼“ という言葉は、そんな恐ろしい、非人間なるものをさして、”鬼畜“ などという言葉も生む、屋根の上に鎮座している ”鬼瓦“ も、決まって恐ろしい顔をしている、一方、何かに一心不乱に打ち込んでいる人のことをさして、仕事の”鬼“ であるとか、また、例えば、将棋の”鬼“ なんていうと、一心不乱に打ち込んでいるだけではなく、その技能でかなり高いレベルのあることをいいあらわしていたりと、そう、悪くない意味でも使われたりする、”鬼“ イコール ”悪者“ という意味にもならない。

 

今年の節分は2月2日だった、我が家では豆まきはしなかった、豆を求めて買おうとしたが、我が家の近所ではどの店に行っても売り切れだった、例年にないこの現象は、やはり、コロナ禍による巣ごもりのせいか、いつもなら、豆まきしない家庭でも、今年は豆まきしてみよう、と思ったのかしら。とにもかくにも、節分は終わり、立春となる、春はきた!はずだ、悪い鬼には退散してもらって、明るい春になることを願うばかり。

 

 

 

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