言葉・もて・遊ぶ blog

言葉は奔放・・・うまく遊べているかしら (旧:Kororonの徒然日記)

2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

詩 ポエム 梅雨の季節に 5  ~七夕に寄せて~

星が降る 星は降り続け 降り続け 天の川は星でいっぱい いっぱいの星は 天の川からあふれ出て 宇宙のあちらこちらへ 散らばった星から 新たな星が生まれる 星で埋まった天の川 星をかき分け 星をかき分け ひとり少年が星の川を渡り 向こう岸へとたどりつく …

詩 ポエム  過ぎ去りし花の思い出

次第に空を曇らせ やがて空は見えなくなり 天蓋のごとく 頭上を覆う それでも 太陽は微笑み 空を曇らせたあなたも 微笑み返す やがて吹雪となり あなたは風と共に舞い 風と共に消える 残された木々からは やがて新緑が顔を出し 爽やかな緑の葉で あなたを覆…

詩 ポエム 梅雨の季節に 4

僕の目は冷酷そうなのか いじわるそうな眼をしているかしら 睨まれると 怖いかしら でも、小さな女の子は 喜んでくれたな 嬉しいって お母さんと一緒でね 三角笠に 丸く 丸く お母さん 何故、ヘビの目なのかしら この傘は 雨から 私を守ってくれる 優しく 頼…

詩 ポエム 梅雨の季節に 3

子供たちが水浴びをする プールで 海で 噴水にしぶきをあげて 小鳥たちが水浴びをする 水たまりで 川べりで 湖で 冷たい水で 体も気持ちも爽やかに 私達も水浴びをする 私達は動けないので 向こうからやってくる ほら 雲がやってきた 太陽を隠して 太陽もお…

詩 ポエム 梅雨の季節に 2

ドラムの音が響く 激しく壁を叩くように ダンサーは跳ねる 体をくねらす 頭を激しく降り 髪が振り乱れる ドラムの音が小さくなる ダンスの動きも緩やかになる 肢体を伸ばし 足を高く上げる クルクルと回転しては ピタリとポーズをとる ポーズをとったまま 動…

詩 ポエム 梅雨の季節に

ザ 間違えないでおくれ 僕は怒っているんじゃないんだ 僕は喜んでいる こんなに思い切り 音たてることができるなんて 一年の中で滅多にないことさ だから、音たてさせてもらうよ 嬉しくて仕方がないんだ ザー、ザー、ザー シ 間違えないでちょうだい 悲しん…