言葉・もて・遊ぶ blog

言葉は奔放・・・うまく遊べているかしら (旧:Kororonの徒然日記)

2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧

詩 ポエム   桜花に埋もれて

風が吹いて枝が揺れる時 桃色した大波が押し寄せる 薄いピンクに 色鮮やかな濃いピンク 桃色が織りなすうねり 桜の花びらが風に舞う 花曇りを越して 花の天井 青い空を覆う桜は 桜のガレリア 高級ブランド店が光る代わりに 青い川の流れが光る お洒落な人々…

詩 ポエム    ワルシャワの街で

どこからか聞こえてくる 優しいピアノの音 窓から差し込む日差しに もう朝ですよ、と 朝食の用意も整って ひかれるコーヒーの豆 香りも高く サイフォンは熱く コーヒーのしずくがドリップする 微笑みかける花に挨拶 庭の手入れをしましょうか 大きな窓を思い…

詩 ポエム    あるイタリアの風景

朝日を浴びて 学校が始まり みんな一斉に校長先生のほうを向く 今朝のお話は何でしょうか 夏が始まり 日射病には 気をつけて 水分補給は大切ですよ 鮮やかなサマーイエロー ヴィヴィドのグリーン スタイリッシュな制服 ときおりそよぐ風 なんて気持ちがいい …

詩 ポエム   ムラサキ模様

パープル パステルのシルク 紫の花のカーテンが揺れて 紫の走馬灯が回り 優しい灯に照らされるのは 藤の花を抱えた乙女 赤い帽子をかぶって 藤の花のドレス ゆっくりと体をくねらせ やがて情熱的にリズムを刻む ウエスタン・ウィステリア・ガール 一人机に向…

詩 ポエム   ローマの二人

小高いローマの丘の上 眼光鋭い武将二人 見渡す限りのローマの町 この広大なローマの町が 我々の物になるのだぞ 兄貴分が相棒に語る ふと目を転じれば 長蛇の行列 おや、あの行列は何だろう 違う、違う、私が前よ お前は俺の後ろだろう 順番を間違えるんじゃ…

詩 ポエム    兄さん、遊んで

朝から土砂降り雨が笑う 外で遊ぶと 子供が駄々こね 困った兄さん、雨にお願い けれども雨は笑うばかり 今は梅雨だよ 季節は Rainy それなら お菓子を焼いてあげよう 外が雨でも おうちの中には 甘い香りがいっぱいに広がる 兄さん、何を焼いているの チョコ…

詩 ポエム    ある午後のひと時   言葉遊び

あっ!と、どこかで大きな声 どうしたことかのぞいてみると 大きなカップが粉々に 手が滑ってしまったの 砕けたカップは元には戻らず 新しいカップをもっていこう ミルクと砂糖も忘れずに ブラックにアメリカン 豆の香りが優雅に漂う どこからか聞こえる軽快…

詩 ポエム   夏の朝

透き通る青い海 白い砂浜がどこまでも続き 雲一つない青空から 太陽がほほ笑みかける 並みいるデッキチェアー こんがり日に焼ける白い肌 サングラスに光もまぶしい どのくらいこうしているかしら 傍らで光るシャンパン キラキラ輝くグラスの泡 時が止まった…

詩 ポエム  雨の季節に

スロー スロー クイック スロー スロー クイック そして ターン 難しいね いい線いっているのよ スロー スロー クイック スロー スロー クイック そして ターン スローは得意なんだ クイックは難しい びっくり驚いた瞬間よ 一瞬で隠れてしまうじゃない 素晴…