詩 ポエム 秋の謎解き
みんなが好きな 誘惑の香り
甘くて ビターで ダークな香り
大人の秋の香りでしょうか
同じ香りを持つあなた
あなたはいったい誰なのですか?
ほろ苦いのか 大人の味わい
それでも甘く
ときに、お砂糖 ときに、ハチミツ
味わうことはできないけれど
あなたの名前を教えてほしい
人気があります
沢山の人に喜ばれて
バレンタインには引く手あまたの私
けれど、あなたはたたずむばかり
可憐に美しい立ち姿
太陽に弱いのです
体が溶けてしまいます
灼熱の日差しから私を隠して
太陽はあなたに微笑む、どんな時も
降り注ぐ日差しの中で輝くあなた
気難しいところもあるのです
何度も温度を調節しないと
すっきり、美味な私になれない
でも、あなたは従順です
風のエスコート 左へ右へ
Yes といえば No という
ああ といえば こう という
でも私とあなたは仲良くなれる
ウィンクするダークブラウンの私
優しく微笑むダークブラウンのあなた
チョコレートと
また一つ、恋 が始まる
※ 何度も温度調節‥‥チョコレートのテンパリング